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安 全 な 材 料
 体にとって最高の歯は、生まれ持ったままの天然歯であることは言うまでもありません。 また、天然歯は日々の咬み合わせ、摂食、顎運動によりお互いを調節し保障しあっていると考えて良いと思います。

 ただし、歯どうしの磨耗のみでなく時には「破折や破損」、つまりはカリエス(虫歯・う蝕)によっても破折や破損がおきています。
 歯はすり減って当たり前だし、年齢に応じてもその形態は変化が必要なのです。 しかし、現在の歯科治療においては金属、特に重金属を用いた治療が主流です。
 金属は確かに硬くて丈夫だし、破損もすくない。時折、変形はあるけれど頻度は少ない・・・加工もしやすい。
 歯科診療は保険診療が主となることが多いです。とくに「かぶせもの」には通常はパラジウム合金や銀合金を使用します。だから日本人の口の中はこれらの金属がとても多い。
 今でも口腔内に入っているのを見かけますが「水銀化合物」の”アマルガム”などというものも存在しています。
 歯科医になって間もなく一度だけ疑問を抱きました。 ある程度治療に慣れてくると、銀合金で出来た歯の土台を口腔内で削り型をとるようになります。 削ると舌の上は銀粉だらけ”うがい”をしても簡単には流れません。  スプレーしても流れない。 結果、患者さんはうがいをしているようでも、銀粉を飲み込んでしまっています。  飲み込んでも無事に便から排出されればヨシ・・・これは本当に安全なのでしょうか???

 ある知人が腕の表面を見せながら・・・「最近、キラキラと腕が光るんだ。金粉かな?」
 もしやと思い聞いてみました。 一月前に歯のかぶせものを入れたらしいのです。 間違いなく銀合金を口腔内で削ったはず。 どうみてもこれは歯科金属。飲み込んだものは便からではなく、皮膚からも排出されるのです。 しかし、歯科医院に行った人がみんなそうなるわけではないのです。 
ということは・・・排出されず蓄積していることも考えられるのでは・・・。

 なぜ体から金属が排出されるのでしょうか?  それは体にとって不必要だからだろうと思います。 体に取り込んだ金属により様々な難病が起こっていることを私が実際に知ったのは平成13年頃のことです。 大学時代の先輩から、歯科金属がなくならないと病気も一向に減らないことを教わりました。

<治療例>  〜40代女性〜
20年以上にわたり頭皮の皮膚炎に悩まされ、特に夏に悪化する。皮膚科を受診し続けたが改善はしなかった。
口腔内に14本のアマルガムが存在。すべて除去してレジン充填。その夏の皮膚炎発症はありませんでした。薬しらずだったとのこと。